実体験怖い話
真冬…… 次の日に、朝早くから仕事のあった私は、今夜は都内に泊まって美味しいものを食べようと思い、新宿駅に降り立った。 特に予定も、やり残した仕事もなかったため、のんびり新宿駅構内を歩いていた。 すると、新宿駅の地下に、大人数の路上生活者がいる…
1.南地区のお祭り 少子高齢化および過疎化のために、もう行わなくなってしまったのだが、私の生まれ育った地区の隣、南地区では、毎夏、お祭りが行われていた。 屋台で飯を食ったり、花火を見たり…… 毎年恒例の楽しい行事だったのだが、一つ、奇妙な風習があ…
仕事終わりに、会社の上司と飲んだ後だった。 私はお酒に弱いため、あまり飲んでいなかった。 夜遅くだったとはいえ、ほぼ素面で、意識もはっきりしていたと思う。 しかし、ぼんやりしていた私は、降りるはずの駅を通り過ぎてしまった。 時刻はもう、1時近い…
日にちはしっかりと記憶している。 あれは、2022年3月28日のこと。 私は、ドンキホーテ池袋店に、1人の友人とともに買い物に来ていた。 「あったあった。これだ」 友人が、携帯の充電ケーブルを買いに来ていたので、私が断線しにくいおすすめの商品を教えた…
具体的な月日、年月までは覚えていないのだが、これは、かなり昔……遠い夏のこと。 今は亡き祖父が、まだ元気だった頃の話である。 幼い私を、祖父はよく、魚取りや虫取りに連れて行ってくれた。 運転があまり得意でなかった祖父が、軽トラックに乗せて連れて…
小学校低学年のことだったと記憶している。 ○○地区のどこかにあると言う井戸に、幽霊が出るという噂が広まった。 幽霊、UMA、UFOなど、超常現象に興味をそそられる年頃の私たちは、沸き立った。 井戸ってどこにあるの? 本当に幽霊出るの? なんかいわくがあ…
あれは、本当だったのか。 それとも、偶然だったのか。 小学生の時だった。 我々のスクールカーストの最上位にいた、餓鬼大将。 サッカーが得意で、顔もカッコよく、女の子にモテた。 その代わり傲慢な性格で、よく思いやりやデリカシーを欠いた発言や行動を…
俺はよく、命を狙われた。 相手は殺し屋などではない。 そこらへんにいる生命だ。 ―――――――――――――――――――――― 異変に気づいたのは、幼少の頃だった。 野犬に命を狙われた。 野犬とはいえ、小さい子犬である。 そうそう人間を殺す力はない。 しかし、その幼い身…
隣町の小学校の話…… 幼馴染のケンジ(実名)は、水泳スクールで知り合った友人だった。 ケンジの小学校では、真冬、外のプールが厳重に封じられるという。 どこの学校でもそうだろう。真冬どころか、シーズン以外はプールを立入禁止にするはずだ。 だが、隣町…
昔の話…… 親戚の子と、散歩をしていた時のこと…… お盆の時期だったと記憶している。 田園から少し離れたところにある、森と、大きな石壁の間にある、長い坂…… そこに差し掛かった時、長い髪の女の人が、暗い顔で犬を散歩していた。 田舎の住宅地であるため、…
これは、つい、昨日の夜(2021/1/28~2021/1/29)に起こったこと…… 昨晩12時に、寝床に入った。 だが、日中遭ったトラブルを思い出し、むしゃくしゃしてしまった私は、 それから12時~3時までもの間、眠りにつけなかったのである。 「くそっ!」 イライラした…
これも、昔の話である。 私の生家は、古びた日本家屋だが、 その中には、その外装に似つかわしくない、洒落た西洋風の応接間がある。 昔、応接間に関する夢を、2回見た。 幼稚園児の時に1回、小学校低学年の時に1回である。 内容はほぼ同じで「応接間の隣に…
私の、これまでの人生(~2020/12/26)で、1番目に恐ろしかった悪夢の話である。 「殺人ネッシーの夢」よりも、私が悪夢だと称する夢…… これを見たのは、2014年3月27~28日の夜である。 私は暗くて狭い空間から抜け出せずにいた。 狭い空間には、ドアも窓もな…
私の、これまでの人生(~2020/12/17)で、2番目に恐ろしかった悪夢の話である。 私は、とある田舎町の生まれである。 住宅地から少し離れた場所に、森に囲まれた、不気味な沼がある。 大人たちは「行っちゃいけないよ」というが、別に奇妙な云われがあるわけ…
人はだれしも、眠っているときに夢を見る。 いい夢も悪い夢もあるだろう…… 私の趣味は「夢日記」…… やっちゃいけないとか、やらない方がいいとよく聞くが、中学時代から続けてきた習慣をそう簡単に打ち切りたくない。 少なくとも私は悪しき風習だとは思って…
画像引用元(https://kids.yahoo.co.jp) 関西の田舎町に住む、私の母方の祖父母が、昨年来た時の話です。 祖父が…… 「そういえばよ、この前、変な虫が飛んで来たんじゃ。ばあさんが虫嫌いじゃけん……一瞬カブトムシかなと思って引き止めたんじゃが、ツノがび…
何のことはない日常の出来事が、時に怪談話に発展することもある。 今回のことも、他愛ない日常の出来事にほかならないのだが、やっぱり、私としては怖かった。 今回とはいっても、内容はかなり昔の話である。 家に、お客様がやってきた。 遠い親戚の親子三…
仕事柄ってわけでもないが、私はじっちゃんばっちゃんと関わる機会が多い…… つくづく、高齢化社会を実感させられるけれども、やはり年配の方は経験豊富…… 引き出せば引き出すほど、どんどんどんどん面白い話が出てくる…… 「どうですか?80数年生きてきて……何…
私は、幽霊と人間を真っ向からは信じないタチだが、恐ろしい経験をしたことがある。 話の流れは、「水路の怪物」「謎の獣」に似通っている。 恐らく幽霊ではない…と思うのだが、同じようなモノを、同じようなシチュエーションで見た…という人は、情報を寄せ…
私は、小さい頃に、奇妙な体験をいくつもしてきた。 しかし、科学的に説明できそうなものがほとんどである。 今回の内容も、実際に起こりうることではない。 昔の記憶だから、別の記憶に上書きされたり、潤色されたりして「奇妙な出来事」として保存されてい…
私は、どちらかというと肝の据わった方だと思っている。 中高生のころから、夜中の散歩を趣味とし、田舎の夜道を1時間ほど、星の光や、月の光のみを頼りに、懐中電灯なしで歩き回っていた。今思い返すと、イタい。 心霊スポットなんぞ何回も行ったが、一度も…
恐らく幽霊ではないとは思うが、もし、この話に出てくるモノを見た、あるいは、情報を知っているという方がいたら、是非教えてほしい。 私の生まれは、とある都市の郊外にある、田舎の里町である。 中心部の都市化につれて、ポイ捨てが目立ったり、川がコン…
私は、幽霊をはじめとした非科学的なモノを信じないたちである。 しかし、それでも「あれは何だったんだろう?」と忘れられないような経験、体験をする。 あれは、つい最近のこと…… 私は、4時に目が覚め、朝食を買いに近くのコンビニへ向かっていた。 朝4時…