これは、つい、昨日の夜(2021/1/28~2021/1/29)に起こったこと……
昨晩12時に、寝床に入った。
だが、日中遭ったトラブルを思い出し、むしゃくしゃしてしまった私は、
それから12時~3時までもの間、眠りにつけなかったのである。
「くそっ!」
イライラした私は、外へ出ようと思った。
満天の星空……だったらよかったが、一面の曇り空……
まるで、水で割られた牛乳のよう……
しかし、時に、雲の向こうで流星が垣間見えることもある。
雲に隠れているだけで、星空には変わりないのである。
私は靴をはき、外へ出て歩いた。
一面の田園地帯。
午後に雨が降っていたため、所々で霧が立ち、まるで幽霊のようにも見える。
1時間ほど……独り言を言いながら歩いた。
高校時代、仲間と作った劇の長台詞を復唱したり、自問自答してみたり、TEDのプレゼンターみたいに英語で、または日本語で喋ってみたり、観客どころか、誰もいないため、充実した散歩になった。
傍から見たら変な人だが、傍から見る人がいなければ、変な人だっていい。
時刻は午後4時。そして真冬の田舎……
誰もいない。
だが……湖の近くにある小さな坂を上り始めた時……
「あれ?」
何かがおかしい……
歩いていない。歩かされている……
何かに憑りつかれてしまっているんだろうか……
頭の中に、文章も出てこなくなった。
「手足が勝手に動いている」
そんな感覚だった。
体重をかけても、力を抜いても、脚も手の振りも止まらない。
「あれ?」
坂を登り切ると、そこに、街灯……
80年代のSFアニメのような雰囲気の漂う風景だった。
(こんなところに街灯なんてあったっけ……)
そこで意識が飛び!!!
自室のベッドの上にいた。
時刻は4:30……
「あれ?寝てただけ?夢?」
しかし、上着を着たまま眠っている。
しまっていたはずの靴も、外へ出ていた。
寝ぼけていただけだろうか?
夢中遊行、夢遊歩行でもしてしまったのだろうか?
しかし、今日行ってみたら、そんなところに街灯は無かった。
「私……どうしちゃったんだろう……?」
ストレス性の何かかもしれませんが……気楽に生きましょう。
完