RETRO少年の懐古録

ミステリー、ホラー、サイエンス、サスペンス、SF、怖い話……

【異世界・異時空】【魚拓】とても不思議な体験をしたんだが聞いてくれ(感想付き)

298: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 21:53:34.19 id:bInpLDJe0

こういうの書くの初めてなんだけど10年以上前に不思議な体験をしたので聞いてほしい。

書いてっていいかな?

 

300: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:06:37.03 ID:0/UnEqim0

書きたくてうずうずしてるんだから聞かずとも書けよ

 

301: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:10:33.67 id:bInpLDJe0

ありがとう。

会話の内容とかは流石に全部一致はしてないけどこういうニュアンスだったって認識で頼む。

 

10年以上前の2月中旬くらい、今の会社に派遣で入ったばっかの頃に出勤の為に地元の駅に向かったんだけど駅の改札の前に浮浪者っぽい爺さんがいて俺の前に立つや否や

 

ホームで下を見ないようにな。見ちゃダメだぞ。

 

ってボソッと、でも聞き取れるくらいの声で言ってきた。

俺はとりあえず自分の中で

独り言言ってるめでたい爺さん

って事にして無視して改札通って階段登って灰皿のあるホームの端っこの方に向かった。(若い子は知らんかもしれんけど昔はホームでタバコ吸えたんです)

んでタバコ吸ってたんだけど手が冷たくてうまくタバコを持ってられなくて落としちゃったんだよね。

当然拾おうと下を見たんだけど落としたはずのタバコがない。

え?って感じで軽く左右見たんだけどタバコはなくてなんか霧みたいなの(白い煙というかよく分からんがとりあえず霧としとく)が足元にゆらゆら集まってきてて顔を上げたらホームにいたはずの人が全員いなくなっててあたりは霧が立ち込めていた。

 

302: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:12:11.26 id:bInpLDJe0

訳が分からなくて薄っすら見える反対側のホームの方を見ながら登ってきた階段の方へ歩く。見ながらっていうけど霧で殆ど見えないから見てるだけって感じ。そしたら

 

子供でも守れる事がなんで守れないんだお前は!

 

って話しかけられて振り向くとベンチにさっきの浮浪者っぽい爺さんが座ってた。

俺はまだ状況が理解できなくて考えてるだけで何も言えなかったんだけど爺さんは

 

まあ入っちゃったもんはしゃーない。ちゃんと戻れるから今度は言うとうりにしろよ

 

って言って俺がポケーットした顔で頷くと汚ねえ顔でニコっと笑った。

その顔見て俺も少し落ち着いたのか此処はどこなのか尋ねたんだけど答えてはくれずシカト。

なんだこの爺さんとイラッとしたところで電車の汽笛が聞こえて振り向くといつも通りの電車が来た。

すごい安心したんだけどちょっと様子がおかしくて、まず走ってる音がしない。んで通勤ラッシュの時間帯なのに誰も乗ってないし霧はそのまま立ち込めてるしすげえ気味が悪くて俺は扉は開いてるんだけど乗る気がしないからとりあえず爺さんの方を見ると爺さんが電車から出てきた車掌と話してた。

 

303: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:14:14.18 id:bInpLDJe0

車:どうもお久しぶりです。

爺さん:すまないけどこいつ乗っけてくよ。良い頃合いで降ろすから。

車:あー、最近多いんですよねー。なんかあるんですかね?

爺:あっちももう長く持たないんだろうなぁ。俺もしばらく乗っけてってもらおうかな。

車:構いませんよ。息子も喜びます。

 

大体こんな感じの会話で俺がそれぼーっと見てると爺さんが

 

何盗み聞きしてんだ!早く乗れ!

 

って怒ってきて俺はビビってすぐ電車に乗った。

 

電車の中は本当いつも乗ってる電車と同じ作りで広告とかはなくて誰も乗ってないからなんか寂しい感じだったんだけど1人だけ男の子が席に座ってて俺はその子の隣に座ろうと向かっていったら爺さんが

 

そっちじゃないよ。お前はこっち。そこで立ってろ。

 

って言って扉のすぐ近くの席の前のつり輪を指差した。

俺は大人しくそれに従って音もなく走り出した電車の窓から外を見てたんだけど霧でほとんど見えず。

 

爺さんが大丈夫って言ってたから不安とかではなかったんだけど冷静になってきた俺はここがどこなのか自分なりに考えてて、さっきの車掌との話から別次元とかに来てるのか?とか、ただの夢か?とか妄想してた。

 

305: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:18:52.15 id:bInpLDJe0

そしたら爺さんが俺の方に向かって来て

 

しばらくは忘れられんだろうけどあんま考えないようにしろな。入りやすくなっちまってるからよ。今度は助けてやれるか分からねえからな!

 

って言って俺をドアの方に寄せて背中を勢いよく叩いたんだよ。

痛て!ってなったと同時に寝てる時のあの膝がガクってなるやつの感覚に襲われたと思ったら俺はいつもの普通の電車に乗ってた。

 

長くて伝わりづらい上に駄文で本当にごめん。

まだ少し続くからとりあえず投下していきます。

 

306: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:25:48.84 id:bInpLDJe0

その日はそのことばっか考えてて仕事が殆ど手に付かなかった。

夢だったとは思えないしタバコは19本だし。(駅でタバコ吸った時新箱開けて吸ってた)

それで仕事ももう終わるって時間に俺ミスちゃって泊まり込みで残業する事になった。

 

本来ならめちゃくちゃ萎えてたけど自分のミスだし今朝の事を一人で考えたかったし丁度いいと思ってた。

 

んで先輩達が帰った後俺しかいないし酒飲みながら働いてたんだけど眠くなって来ちゃって少し寝ることに。

 

椅子の上に仰向けなって寝る間際にやっぱあれは夢だったのかなーなんて考えたら胸ポケに入れてたタバコが床に落ちちゃって拾おうと下を向いたら

 

だから考えるなって言ったろうが。お前は話が分からんやつだなぁ。

 

って聞こえて声のする方に振り返ったらあの爺さん。んで俺はなぜかまたあの電車にいた。

 

308: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:27:25.44 id:bInpLDJe0

俺が朝の爺さん!って言ったら爺さんは

 

そっちの時間なんか知らんよ。俺からすりゃお前はあっちに戻った後すぐにここに戻って来たようなもんだ。

 

って呆れたように言った。

 

俺は全く理解できなかったけどとりあえずずっと気になってた疑問をぶつけた。

ここは何処なんですか?なんで俺はここにいるんですか?って

したら爺さん

 

お前がここにいるのはお前の母ちゃんが生んだからだろうてww

 

って言って煽るように笑いはじめた。

 

309: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:30:38.76 id:bInpLDJe0

もちろん納得いかない俺は誤魔化さないでほしいって伝えた。

そしたら爺さんが

 

ここは何処ってお前がいたとこはどこなんだ?

 

って聞いて来た。俺が会社だと言ったら

 

じゃあ電車だ。

 

って言って煮え切らない俺の顔を見てさらに話し始めた。

 

お前が言いたいことは分かる。

でも答えようがないだろう?お前はお前がいた世界をなんて説明するんだ?

ここじゃない世界としか説明できないだろう。

俺が言えるのも同じ。お前がいた世界じゃないというくらいしか説明できん。

 

310: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:32:19.11 id:bInpLDJe0

じゃあ俺の世界とこっちの世界は繋がってるのか?って聞いたら

 

繋がってなきゃ入れんだろうが。入口がない家なんかないだろ?同じさ。どんなとこにも入ったなら入口はある。ただお前さんがどうやって来たかなんてのは知らん。

さっきお前さんに忠告したのもなんとなくそう思ったからだ。勘以外のなんでもない。

ただ下向くなって言ったのはこっちの世界を覗いちまうからだ。こっちの入り口っていうのは普通にドアみたいにあるもんじゃない。

俺がさっきお前を見た時に感じたもんは首から下のあたりに靄って言うか、まあなんかなー、それっぽいもんを感じたんだよ。

だから見んなって言った。

まあお前さんは見ちまったんだけどなww

 

最近は多いんだよ。お前がいた世界に何が起こってんのか知らないが入り口がホイホイ出来ちまってる。

携帯を見た時、靴紐結ぶ時、乗り物乗ってて外の景色を見た時、掃除をしてた時、顔を洗ってたなんて奴もいた。

・・・まあもうこれ以上は聞くな。

俺達も詳しく知ってるわけじゃねえ。

お前さんが求めるような答えは俺の口からは出ないよ。

 

311: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:34:37.65 id:bInpLDJe0

それを聞いて納得はしないけど質問をやめた俺はまた1人で考え出したんだけど爺さんが

 

ったく。お前のせいで降ろし損ねたじゃないか。

行き過ぎちまったよ。

おい。あんた、こっち来い。

 

って言って振り返った。

 

そこには朝見た男の子ともう1人ぽっちゃりしてて顎にでかい黒子みたいなできものがあるスーツ着たおっさんがいて脂汗かきながら俺のことを見てた。

 

そのおっさんは俺を見て

あなたも僕と同じところから来たんですか?

って聞いて来たんだけど俺は多分としか言えなかった。

実際自分のいるこの世界が一つじゃないのかって考えてたから自信もなかったし。

 

そしたら爺さんが車掌に声をかけて電車が止まって扉が開いた。

乗ってるって気付いた時は意識してなかったから気付かなかったんだけど外は朝の時とは違って霧はなかった。てか真っ暗すぎて見えなかった。

 

312: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:36:03.14 id:bInpLDJe0

そんな扉の先を呆然と見てる俺とおっさんに爺さんが

 

ほら。降りろ。

 

って言って俺達は扉に向かい下を覗いたら本当に真っ暗。俺はその言葉が信じられなくて爺さんの方に振り返ったら爺さんがおっさんを突き落とした。

俺はおっさんが落ちていった方を見るが声は聞こえないし姿も見えない。落ちた音もしない。

は?えっ!?何やってんだこいつ!?って顔で爺さんの方を見たら

 

じゃあもう来んなよ。

 

って言われて俺も突き落とされた。

 

んっっ!!って感じで声が出なくて手を振ってる爺さんの顔が小さくなってく。

 

落ちてく風も感じるし手足をバタバタしても何も当たらなくてまじもう終わったって思ったらまたガクン!って感じに襲われて俺は会社で目が覚めた。

 

313: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:38:54.62 id:bInpLDJe0

確認したら寝た時間よりかなり前でその日の昼休みに昼寝してた時間だった。

おかげでこの日はミスもなく定時に上がった。

その日以来あっちには行ってないし思い出す事もなくなった。

 

でもあれから10年以上経ったこの前の週末、この事を思い出す出来事があってここに書き込もうと思ったんだ。

その出来事っていうのが会社からの帰りの電車で起こったんだけど、

俺は仕事終わって電車で帰ってたんだ。

つり革に掴まりながらスマホ弄ってて、そしたら

 

すいません。あのー、あの電車に乗ってた人ですか?

 

って

見るとあの顎にでかい黒子のようなできものがあるおっさんがいて俺は当時の事を一気に思い出した。

 

314: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 22:43:46.42 id:bInpLDJe0

はっ!として驚いた俺を見て向こうも合ってた事に安心して軽く会釈。

なんかこれから取引先に行くとか言って普段乗らない電車に乗ってたんだけど俺を見るなりすぐ気付いて話しかけて来たらしい。

 

俺はほとんど思い出す事もないくらい忘れてたのによく覚えてたなーって思いながら色々確認したけどおっさんもあれから行ってないし、ほとんど爺さんとは話せなかったから何も知らないとのこと。

 

んで、なんやかんや話してておっさんが降りる駅がアナウンスに流れた時くらいに

俺が言った事へのおっさんの答えがすごい衝撃的だった。

 

俺:10年以上前の事なのによく俺見てすぐわかりましたね?

 

お:10年前?あなたに会ったのは昨日の夜ですよ?

 

それを聞いて急に顔が熱くなるっていうかなんか気持ちがざわついて凄い気味が悪くなって、

お互い、えっ…って感じでその後2人とも困惑してというか変な空気になってそのままおっさんは会釈だけして降りて行っちゃった。

思い返せば俺もすぐあの時のおっさんって分かるくらい向こうの見た目が全く変わってなかった事に後々気付いた。

 

異世界に行っただけだったらよく書かれてることだし書こうと思わなかったけど

この時のやり取りが気味悪過ぎて誰かに言いたくて書き込みました。

 

読んでくれた人ありがとう。

長くてすみませんでした。

 

317: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 23:13:42.06 id:RP807wMH0

向こうの世界は時間の流れの外なのか

 

318: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 23:27:20.01 id:bInpLDJe0

>>317

分からない

少なくともあの電車はこっちの時間を行き来できるものだとは思うけど本来どういう目的で移動してるのか、どこに向かってるのかも教えてもらえなかった

ただ爺さんの話してた感じだと向こうに行く人がみんなあの電車に乗るわけではなさそうだから他にもそういう乗り物やら何かがあるんだとは思う

 

320: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 23:37:46.78 id:RP807wMH0

>>318

異世界の町に行った話はあるけど乗り物はほぼ電車では?

 

あと、小学生の子供が電車に乗っていたというケースが

かなり多い気がする。

時間をまたいで走る電車なら、ひょっとしてその子は10年以上前から

同じ子供かも知れない

 

322: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 23:55:22.55 id:bInpLDJe0

>>320

確かにみんなの話では電車が多いけど爺さんの話だとみんながみんな電車でって感じじゃなかった気がする。

気がするというか俺の中ではかなり昔の話だからどんな内容か覚えてないけど話てて

じゃあ電車以外もあるのか

って思ったのは覚えてる。

 

あと俺もあの子供の事で気になってることがあって

爺さんや車掌の顔はなんとなく覚えてるんだけど子供の顔や髪型とかは全然思い出せない。

実際気が動転してたし覚えるほど見てなかったって言ったらそれまでなんだけど子供がいたって認識だけでどんな子だったかっていうのが全く思い出せない。

思い出せないっていうより

見たはずなんだけど記憶出来ていない

って感じでそれも少し気味が悪い。

 

319: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 23:32:16.41 id:bInpLDJe0

正直思い出してからの2日~3日この事ばかり考えてしまってまた向こうに行くんじゃないかっていうのが怖い。

溜まってたものを吐き出そうと思って書いてみたけど書いて良かったものなのかどうかも少し怖くなってきた

 

321: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 23:39:23.43 id:RP807wMH0

>>319

書いた人は結構いるから気にするな

 

323: 本当にあった怖い名無し 2020/10/12(月) 23:56:54.05 id:bInpLDJe0

>>321

そうだよな。ごめん。ちょっと気が滅入ってた

 

326: 本当にあった怖い名無し 2020/10/13(火) 00:44:10.97 id:KjAGXSPx0

今話してて思ったんだけど世界って生き物なのかな?

世界にとって俺達の精神は餌みたいなもので他の世界を覗く事をきっかけに餌を取り合っていて爺さん達は世界の餌のバランスを管理をしてる人達なのかもしれない。なんてくだらない事を考え始めてしまった。

真偽は分からないし確かめようもないから俺は落ちます。

話を聞いてくれた324にはすごい感謝してる。

励ましの言葉もありがとう。少し楽になった気がします。

もしまた何かあったら書き込みにきます。

 

335: 本当にあった怖い名無し 2020/10/13(火) 16:24:38.97 id:niV3I1bI0

>>326

書いてくれてありがとう。

危険なことに巻き込まれなくて良かった。

もし、自分が異世界に行ってしまったらしばらく寝れなくなるわ。

爺さんは管理人なのかね?

 

346: 本当にあった怖い名無し 2020/10/13(火) 22:31:06.46 id:KjAGXSPx0

>>335

レスありがとう

俺も昨日そんな感じの事考えてたけど実際はどうなんだろう。

管理してるっていうよりは管理を任されてるって感じの方が俺的にはしっくりきたかも

 

328: 本当にあった怖い名無し 2020/10/13(火) 14:22:36.39 id:B7igMsaA0

異世界いってみたーい

 

357: sage 2020/10/15(木) 09:31:26.44 id:Wwpd9o5Y0

時空の爺さん、おもしろい

一つ気になったのが、顎にホクロのおっさんが356の姿を見てすぐに気づいたこと

 

10年前と今と、あまり変わってないの?

 

358: 本当にあった怖い名無し 2020/10/15(木) 10:15:23.07 id:qbjeKj0w0

>>357

凄いってわけじゃないけどそれなりに変わってるよ

髪型も違うし顔もまあそれなりに年取ってるし

だから俺もよく分かったなぁ、って思いながら話してた

俺の見え方については話してないけど向こうは

見たらいらっしゃったのですぐ来ましたw

って言ってたから向こうからしたら同じ状態に見えてたのかもしれない

 

〇感想

仮にこの話が実話だとしたら、スレ内でも言及されている通り、この爺さんが、いわゆる「時空のおっさん」であることは異論がないですね。

パラレルワールド間に穴が開いていて、何かの拍子に、誰かがそこに入ってしまう。

前の記事でも似たようなことを言いましたが、電車は人間自身では出せないスピードで走るから、変な空間に入りやすいんでしょうかね。

 

ところで、パラレルワールド間で時空のおっさん達が監視しているということは、タイムリープもできないようにされてしまうのでしょうか?

彼らの眼をくぐるしかないとか?

わたしもまだ時空のおっさんにあったことはありません。

会えた暁には、色々話を聞きたいですね。

しゃべらなそうですが……